2009年11月10日(火)11:23

EU常任議長の任命は11月19日の見込み

ベルリン(AP)

新設のEU常任議長(大統領)は11月19日に任命される見込みである。火曜日、ベルリンの壁崩壊20周年記念式典の参加者筋が式典後に伝えたところによれば、新たなEU首脳人事を協議する臨時首脳会議は来週木曜日(19日)に開かれる見込みであるという。首脳会議を主催するEU議長国スウェーデンはまだ公式には日程を発表していない。

EU改革リスボン条約に基づき、2年半の任期で任命されるEU常任議長ポストのほか、EU外交安全保障上級代表ポストも新たに人選が行われねばならない。最近はベルギーのヘルマン・ファンロンパウ首相が常任議長の有力候補と目されている。

しかし、当初は今週木曜日にも予定されていた臨時首脳会議が来週に延期された背景には、首脳人事決定の難しさがあるものと思われる。EU常任議長とEU外交安全保障上級代表の任命には加盟全27ヶ国の全会一致の承認が必要になる。

原題:EU-Ratpraesident wird voraussichtlich am 19. November ernannt




ホームへ戻る